はまかぜ

医療法人 好生会 はまかぜ通信

晴れ★ときどき★つむじかぜ 152

2023/10/01

スタッフ増井です。

10月になって少し暑さもやわらいできましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
真夏日が毎日続くと、気が滅入りますが体調に気を付けて頑張られて下さい。



本日は「生活グループワーク」のプログラム紹介です。
今回は「敬語」について取り上げています。



2年前に講義した時は、どちらかというと受験生が学ぶ敬語のテキストを皆さんに勉強して頂きました。



しかし考えてみると尊敬語Or謙譲語Or丁寧語と区別して学んでも、日常的に上手く使えなければ意味ないかなと考えまして・・・。



敬語は、相手を敬い大切に思っている事を伝える基本的な道具だそうです。



いつものように問題を解きながら皆さんに敬語の種類や使い方を学んで頂きます。

尊敬語が歴史的に一番古いそうで、メンバーさんにはまず尊敬語の問題を解いて頂いています。

「難しいなぁ。」
「こんな感じですかねぇ。」

と躊躇しながら発言された方もいらっしゃいました。
でも皆さんが感じたように発言されれば、なんとなく敬語になります。
実際に丁寧語にしても「お」を頭に付けたり、「です・ます」調にすれば敬語らしく響くわけです。



行く:

いらっしゃる。(尊敬語)
伺う。参る。(謙譲語)
行きます。(丁寧語)



会う:

お会いになる。(尊敬語)
お目にかかる。(謙譲語)
会います。(丁寧語)



食べる:

召し上がる。(尊敬語)
いただく。謙譲語)
食べます。(丁寧語)



と並べてみますと何気に日々使われているものばかりです。
状況や雰囲気に併せて言葉を選んで話してみると、自然と敬語らしくなりますね。