はまかぜ

医療法人 好生会 はまかぜ通信

晴れ★ときどき★つむじかぜ 103

2019/09/03

スタッフ増井です。
いつのまにか9月になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
あれほど暑かった夏も最近では、朝の時間や夜間帯は涼しくなってきています。
過ごしやすい季節ではありますが、季節の変わり目ですので風邪をひかないようにくれぐれもお気を付け下さい。



本日は「地活に行こう」というプログラムの紹介です。

はまかぜの地域活動支援センターの場所は中区の常磐町にあります。
朝、行きたい方を募ると4名の方が参加されました。

プログラム開始は午後1時からですが、小沢渡からは距離がありますので30分前には皆を乗せて車で出発します。
時間通り無事着きました。今回は初めての方が2人ほどいましたので、地活のスタッフが利用方法等を説明してくれています。

残りの2人は私といっしょにテーブルに着くとボランティアの方が来られて材料をテーブル一杯に広げられると自然の成り行きでプログラムが始まりました。



今回は「ペットボトルの蓋を利用して麦わら帽子を作りましょう。」とボランティアの方の指導の元、キャップ作り(手芸工作)に取り組んでいます。

作られた作品を2,3みせて頂きましたが、・・・。
非常にクオリティー高い作品(見本)です。



台紙を貼り付けたペットボトルに両面テープを貼り、更に毛糸やカラーの紐をその上から丁寧に巻いていくのですが・・・



ペットボトルの蓋がこんなにも変わるのかと驚きです。

2人がなかなか取り掛かれなかったので・・・まずは私がボランティアの方の指導の元やってみました。

両面テープでペットボトルの蓋の周りを貼り付けた後、紐を巻いていくのですが、途中でよじれがないように丁寧さが欲しいところです。
結局、出だしのところはボランティアの方に手伝って頂きその後、少しづつ下へ下へと紐を巻きながら落としていきます。

「ふむ。」

見た目以上になかなか根気がいる作業ですね。

両面テープが足りない部分や接着部分が欲しいところは手芸用ボンドを使います。
溶剤が白いため木工用ボンドに似ているのですが、白い部分は時間が経てば透明になるので問題ないとの事です。



2人もやっと始められましたが、1人の男性メンバーが毛糸を帽子部分(ペットボトル)のみグルグル巻にして、つばのところまで下りてきません・・・。

「う~ん。紐の長さは十分な長さがあると思うんだけど・・・。」とおっしゃられてボランティアの方が丁寧にやり直してくれました。



その完成品は・・・とても精度が高いです。(笑)



「・・・僕もやりたいよ。」とその様子をみていて、後から1名参加されています。

彼も同じように指導を受けています。巻くのが根気がいりますね。
私もつばのはみ出した部分をハサミで切り落とすなど手伝ってあげたりしました。

さてなんとか皆さん帽子が出来上がりました。(自分で作った部分が少ない方もいらっしゃいますが・・・。)
アクセントとして紐をつけたり、リボンを付ける方もいます。

「何色の紐を付けたい?」とボランティアの方が尋ねると

「あの・・・赤がいいです。」
といつもはのんびりされている方なのに、この時ばかりは即答されました。
紐付けも手伝って下さっています。





時にはアクセントも自己主張も大切ですね。