涼風Vol.7 タブノキ、DJ TABOOって?
こんにちは。センタースタッフ朝倉です。
センターでは現在”タブノキ”の苗木を育てています。
7月25日に種まき、2週間ほどで発芽と聞いていたのですがまったく音沙汰なし。で、とあるところにうかがうと4週間ほどかかるかもしれないとのことでしばらく待ってみました。ところが一ヶ月経った8月下旬になっても茶色い土は平らなまま。生えてくるのは雑草ばかり。おわった(涙)。。。と思っていたところ9月に入ってついてに発芽しました!発芽に携わったもの数名小躍り状態。この感動伝わるかなぁ。。。
さて、ではなぜタブノキを育てているのかについて紹介しますね。
でもその前に、タブノキって何?ですよね。
タブノキはドングリの木の一種で、津波に強いと言われています。津波というと東日本大震災で有名になった一本松など松の木を思い浮かべる方も多いと思いますがドングリの木は直根でより強いのだそうです。で、このタブノキを育てて将来遠州浜の防潮堤に植樹しようというわけです。
この取り組みは「海岸浸食災害より住民を守る会(略して”海浸災”)」さんによって企画・発案されたもので、苗木の育成活動は地域の学校や福祉施設などでも取り組まれています。それで、はまかぜもその一員に加えていただいた、というワケです。
4~50個の種をまいて、現在のところ6本の発芽が確認されています。
「それだけ~」というなかれ!発芽率はこれでもいいほうだと聞いています。今後弊所にて苗木を大切に育て、2年後には防潮堤に植樹する予定です。
自分たちが育てた樹が将来津波を防ぐのに役立つかもしれないって考えると素敵じゃないですか?はたまたそんな樹を眺められることを想像しただけでも。。。って、何十年後のことだよってつっこみが飛んできそうですが。
こんな感じでスパンが長くのんびりな活動ですが、今後苗木の成長過程を当ブログでゆる~く紹介してゆきたいと思います…たまには、DJ TABOOなる新キャラ(?)の力もお借りしながら…。
*DJ TABOOとは↓
http://hamakaze.hamazo.tv
ではでは~。